月別アーカイブ 11月 2015

著者:南 尊一郎

毎日の調子を整える方法2

疲れが抜けない、体の調子が悪いは「オキシトシン」不足かも

体がだるい、疲れが抜けない、慢性の肩こりや腰痛・関節痛などの症状が取れない、何をしても満足できない、うつ病などの不定愁訴、もしかしたら「オキシトシン」不足が原因かも。

オキシトシンは別名「愛情ホルモン」「包容ホルモン」「幸せホルモン」といわれています。2014年4月5日のNHKスペシャルで「あなたを変身させる!細胞が出す魔法の薬」としてオキシトシンが取り上げられていました。

オキシトシン は視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモンであり、主に平滑筋の収縮に関与し、分娩時の子宮収縮をさせるホルモンです。また乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促すなどの働きを持つ。このため臨床では子宮収縮薬や陣痛促進剤をはじめとして、さまざまな医学的場面で使用されてきています。

しかし最近になって、オキシトシンが上記だけでなく、母性行動や社交性、好奇心の促進、母性本能の強化、親子間の絆を感じる、友愛・親愛・愛情・幸福感・信頼感の情が沸く、他者に対する好奇心、良好な友人関係、社交性などが高まります。その他にもストレスを抑え安らぎの感情を感じることで、血圧の低下、心拍の減少による興奮の抑制、ストレスホルモンの血中濃度の減少によるストレス軽減作用。その他学習効率を高めるなどの働きもあります。

さらに前項に述べたセロトニンにも深く関わっておりオキシトシンが働く場所(受容体)は、脳のセロトニン神経の神経細胞にあります。オキシトシンが分泌されると、セロトニンの働きが活発になり、脳の状態が安定し、心に平穏をもたらします。また、自律神経を整えてくれる作用もあるため、うつ病などの不定愁訴のほか様々な体の不調の改善につながります。

これだけ素晴らしいオキシトシンですが日本ではあまりなじみがありません。海外ではオキシトシンの点鼻薬が売られているほど普及しています。しかし日本ではそれを手に入れるには個人で取引するしかなくお金も時間もかかります。ではどうしたらよいのでしょうか。

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著者:南 尊一郎

年を取ったら運動しても無駄は噓の理由

「年です」その症状筋肉の低下によるものかも

基本筋肉の減少は骨格筋、特に体を支える抗重力筋で起こります。

中年以降体の姿勢の悪化しやすいのは抗重力筋の低下から起こるもので特に臀部の筋肉と足の大腿前部の筋肉群が落ちます、結果姿勢の悪化、歩行能力の低下、体を支えられず関節の変形、腰痛、座骨神経痛、ヘルニア、さらに筋肉が落ちることにより骨も弱まり簡単な刺激で骨折することも。 骨格筋ほどではありませんがその他の筋肉も減少し、平滑筋の減少による内臓機能の低下、血管や心筋を構成する筋肉の減少で高血圧や脳血管疾患・心筋梗塞などの血流の悪化や障害、肩こり、頭痛、耳鳴り、シビレ、全身の筋力低下による基礎代謝の低下、免疫系などの抵抗力の低下、これ以外にも年齢のせいにされている症状は多くあります。 例えば女性が気になる肌のトラブルや顔のシワなども皮膚のコラーゲン不足以上に皮膚を支える筋肉量の低下が大きく関わっています。

だからこそ筋肉の減少を抑えることができればあなたの症状は改善するかもしれません

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著者:南 尊一郎

毎日の調子を整える方法

体の調子が悪いのはセロトニン不足かも

日々の疲れが溜まって調子が悪い、なんか体調がすぐれない、もしかしたらそれはセロトニン不足かもしれません。

セロトニンとはノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質で人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、オキシトシンとともに幸福ホルモンとも呼ばれています、これが不足すると、うつ病や不眠症などの不定愁訴に陥りやすいと言われています。

セロトニンが不足すると

1自律神経の乱れ

肩こり・腰痛・頭痛・耳鳴り・めまいのほか様々な体調不良を起こし、また慢性化させます。

2精神の不安定化

うつ病・精神疾患・パニック障害など精神疾患に大きく関わっています。

3不眠

夜眠れなくなり・疲れが取れない・集中力の低下

4原因不明の体調不良

関節痛・免疫低下による風邪・シビレ・便秘・下痢・体温以上・姿勢やフェイスラインの崩れ・満足感の消失・興味ややる気の消失などなど

多くの体の異常と、それらの慢性化を引き起こします。

ではどうしたらセロトニンを出して健やかに過ごせるのでしょうか。

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著者:南 尊一郎

健康-筋肉=慢性化

筋肉が減ることによる弊害

健康診断でメタボリックシンドロームと診断された、もしくは前段階の中年太りを気にしている方は多いのではないでしょうか。 食事の量は変わらないのに体重が増える・体重が同じなのにお腹が出てきた・同じ生活をしているのに太る・体系が変わらないのに体が重くて動くのが億劫、感じたことがある方は多いのではないでしょうか。

基本私たち人間は30代から筋力は低下し始め、50代をすぎると急激に筋力が衰えます。そこに中年太りが重なることで老化は加速します。 この老化した状態は体にとってとても危険な状態です。

筋肉が減り体幹を支えられず起こる腰の痛み、椎間板ヘルニアや座骨神経痛・ひざを支えられず起こる変形性膝関節症・筋肉が固まり起こる肩のコリや五十肩、頭痛、耳鳴り、目のカスミ・消費カロリーが減ることによりおこる、糖尿病などの生活習慣病・体温が下がり起こる冷え性・血流障害による高血圧、動脈硬化、脳血管疾患、筋力が落ちると免疫低下が起こり肺炎などの感染症などなど多くの弊害が起こります。

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著者:南 尊一郎

米食を考える

皆さんは毎日の食事に何を食べられますか?

健康や慢性の症状に大事なものは生活習慣を変えることです。その中で日々当たり前にとっている食事は重要なポイントです。日常的にどんな運動をすれば良い、サプリを飲めば治る、色々な話がありますし、特に慢性的につらい症状を抱えている方々の中には試した方も多いと思います。 それでも変化が見られないのであれば今までの生活を見直し症状を改善させ、健康について考える必要性が有ります。 今回は日常的に食する米について紹介します。

さて、米食が縄文時代から弥生時代にかけて大陸から入ってきました。今の米とは違い色つきの古代米と言われています、この古代米は白米に比べタンパク質・脂質・リシン・トリプトファン・ビタミンB1ビタミンB2・鉄・マグネシウム・カルシウム・亜鉛・アントシアニンなど体にいい成分が多く含まれていました。

さて、ここから時代は進み今の米が出てくるまでは時間がかかります。江戸時代までは古代米が主流で今の米は献上用のもので税金でした、当時藩は○○石と言われます、これは米の収穫高であり米が一つの通貨の形として認められていたと考えられています。当時大多数を占めていた農民や小さい商人・下級武士などが通貨とされる米を日常的に食べられたとは思えません、そのことが良く分かる言葉に「白いまんま毎日食べられるからな」と女衒(当時の女の子を買う人買い)に買われる女の子を説得させるための言葉からみえてきます。米は大変貴重なものだったのですね。

江戸も時がたち贅沢品として米が精米されて白米が出てきました。江戸に住む粋な人たちは高い白米を食べたそうです、そのため栄養が偏り江戸煩い(脚気)がはやりました原因不明の奇病とされていましたが、なぜか田舎で暮らすと治ったそうです。その原因が白米だと知られたのは随分と後になってからでした。

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著者:南 尊一郎

なぜ口呼吸で無く鼻呼吸にすべきなのか2

知っていますか唾液の力?

唾液と聞いてどんな役割を持っているのか、汚い、臭い、ねばねばする、あまりいいイメージをお持ちでない方もいらっしゃると思います。それに、唾液の役割は食べ物の消化、呑み込みやすくするだけ、そのようなイメージではないでしょうか。実は違うんです、唾液は近年その素晴らしい力で見直されています。

そもそも唾液って何でできているの?

唾液の成分のほぼ99%は水分が占めています。その他にナトリウムイオン・カリウムイオン・カルシウムイオン・塩化物イオン・重炭酸イオン・無機リン酸・マグネシウムイオン・亜硝酸イオン・フッ素イオンなどの無機物とリゾチーム・ラクトフェリン・ヒスタチン・カタラーゼ・ペルオキシダーゼ・シアロペルオキシダーゼ・ミエロペルオキシダーゼ・アグルチニン・ディフェンシン・免疫グロブリンIgA・免疫グロブリンIgG・免疫グロブリンIgM・アミラーゼ・マルターゼ・リパーゼ・プロリンリッチタンパク・スタセリン・シスタチン・など様々な有機物が含まれます。さらにパロチン・IGFなどのホルモンなど。思っていたよりも多いと感じた人が多いと思います。

実は凄い唾液の力‼

唾液の力は多岐にわたり、私たちの体に無くてはならない役割をはたしてくれています。

  1. 消化:唾液に含まれる酵素の働きで食物を分解し吸収しやすくします。
  2. 咀嚼補助:味物質の分解・湿らせ硬いものを噛みやすくします。
  3. 洗浄:食物のカスを洗い流し、歯垢の沈着を妨げ歯石を防ぎます。
  4. 抗菌:常に口の中を湿らせ菌の繁殖を防ぎ虫歯や歯周病の予防をします。口臭予防にも
  5. 殺菌・消毒:外気や食物に含まれる細菌やウイルスをからめとり無毒化、もしくは外に出します。
  6. PH緩衝:PHを一定に保ち歯の解けるのを防ぎ、菌の温床になるのも防ぎます。
  7. 修復。保護:歯の表面に膜を作り保護し、歯の再石灰化で歯を修復します。
  8. 肉体の修復・老化予防:パロチン・IGFは成長因子、細胞増殖因子と言われ体のけがの修復や発育・老化防止を行います
  9. ストレス発散:唾液で疲労度やストレスが分かる、そんな話を聞いたことがありませんか?これは唾液の中に分泌されるストレスホルモンのコルチゾールが関わっているのですが、そもそも何故出るのか。実は血中からストレスホルモンを出してうつ病の予防やストレス発散による肉体の回復などに充てているからです。
  10. がん予防:WHOで赤身肉に発がん性が有ると発表されましたが、実は野菜にもフラボン化合物という発がん物質が含まれます焼き魚の焦げや、生魚でも野菜と一緒にとることにより亜硝酸塩に変わりこれも発がん物質です。発がん性物質は日常にあふれています。魚も肉も野菜も発がん性が有るから食べない、そんな選択をしたら餓死してしまいます。でも大丈夫です、唾液には発がん物質を、ベルオキシターゼ・カタラーゼ・アスコルビン酸(ビタミンⅭ)などで無毒化できます。

いかがでしょうか、思っていたよりも素晴らしい効果がたくさんあったと思います。これだけ多くの役割を持つ唾液ですが、鼻呼吸ではなく口呼吸をしてしまうと分泌量が減り体を正常に保てなくなります。

癌や口腔内の環境だけではありません、⑧で書いたようにストレスを発散させ慢性的な体の不調やうつ病や不眠などの不定愁訴の予防と回復にも役立ちます。唾液をよく出すには出なくなる要因の口呼吸をやめるのが大事なことです。

健康のために今日から口呼吸をやめて鼻呼吸をして生活していきましょう。

当院ではトレーニング方法や対策のご相談にものっています。

ご予約は047-460-9418までどうぞ。

著者:南 尊一郎

意外に知らない大事な筋肉

健康になるために、その言葉で多くの人が運動する必要性を感じていると思います。

ですが普段の生活の中で力仕事をすることはあまりなく、いつも通りの生活を送れるから大丈夫だと考える方や、運動しているからと運動だけで筋肉にまで意識を向けていない方がおられます。運動部の学生やスポーツ選手達は運動やスポーツをするための筋肉をつける体づくりを毎日欠かさずやっていますが、それ以外の方のほとんどが運動に目が行き運動するための筋肉をつけません。

しかも筋肉は30代から下がり50代からはいきなり落ちてしまいます。筋力の低下は腰痛・変形性関節症などの膝痛・五十肩などの肩の痛みやこり・頭痛・転倒などの外傷・心筋梗塞などの内臓疾患・脳血管疾患・骨粗しょう症・うつ病や耳鳴りなどの不定愁訴・代謝の低下や免疫力の低下による感染症や生活習慣病などなど上げればきりがなくなります。

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著者:南 尊一郎

歴史から考える、本来人間が摂るべき食事とは2

歴史から見る食事の量

皆さんは一日何食食べられていますか?この問いに多くの方は3食と答える方が多いと思います。実際日本の健康をつかさどる厚生労働省も「一日3食」と言っています。ですが本当に人間は3食必要なのでしょうか。

歴史から見て人間が誕生してから300万年経ちますが当時は氷期だったと考えられています、当然食料は少なく採取できる植物も少なかったでしょう、基本食事は狩猟メインの肉食ですが毎日十分な肉が手に入ったとは思えません、長い飢餓状態が続きました。そこから寒い氷期はつい最近の1万年前まで続きました、ここで氷期が終わりその後温暖な気候に変わることで人口は爆発的に増えたと考えられています。食に困った人々は食をつなぐために最初期の農耕を始めました、およそ1万年から6千5百年前の出来事です。この時代での農耕は今の大量生産なんてできません、この時代でも飢餓が続きます。そこから稲作などの農耕が始まったのはは6千年前、大陸の一部今の中国の湖南省と言われています。

日本に関しては1930年代弥生の時代か縄文時代晩期と幅があります、当時一日何食食べていたのか詳しく残っていませんがその後の飛鳥時代で一日2食ですのでそれよりも多いことはないでしょう。

飛鳥時代では一部の過酷な肉体労働者が2食の間に間食を取りこれが日本の3食の起源で、そこから江戸時代になるまで基本2食と戦などの重労働の際の3食が続きました、その後江戸時代に入り2食を基本に間食を入れることが庶民にも広まったと考えられています。正式に3食に変わったのは明治維新以降のつい最近のことで100年ほど前のことです。

いかがでしょうか人間が3食に変わったのは本当につい最近のことです、ちなみに今3食食べている人と昔の2食しか食べていない人では当然昔の人のほうが圧倒的に健康でした、何故なら昔の人は今のような便利な機械も交通手段も無く体一つで何でもできていたのですから。これを機に皆さんも食事の量と質を考えてみましょう。

間違った食生活をすることは健康になるどころか体を壊してしまいます。

食に関する疑問や、その他体に関する質問等ありましたら当院へご相談ください。

ご予約は047-460-9418までお気軽にどうぞ。

著者:南 尊一郎

筋力が弱ると老化する理由。

[老化です]こんな言葉を耳にしたことや、自分で言っている方はいませんか?

ここで質問です老化とはなんでしょうか。

◎体を動かすのが億劫

◎歩くとよくつまずく

◎体力が落ちた

◎体が重い

◎関節痛がある

◎皮膚がたるむ

多くの患者さんが老化だから仕方ない、そんなことをおっしゃります。

では本当にそうでしょうか? そもそも老化とはなにか、そこから説明していきましょう。 私が施術をしてきた体験から、自分でもしくは他人に「老化です」・「老化現象です」と言われた患者さんの多くは筋力が低下していました。

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著者:南 尊一郎

歴史から考える、本来人間が摂るべき食事とは

今健康に関心の高まった現代において皆さんは食事をとる際どのような理由で選んでいますか?

おいしいから、簡単に食べられるから、TVなどで体にいいと紹介しているから、昔から食べられているから、いろいろな意見があると思います。ですが食事をとるその最大の理由は体を維持する事、もしくは健康に過ごせるようにすることではないでしょうか。

今回は人類の長い歴史から食の原点を紹介していこうと思います。

多くの人が人類の食の起源は農耕だと考えていると思います。しかし人は狩猟・採取をおよそ三百万年前から行って生活していました、それに対し農耕の歴史は一万年~六千五百年前のごく最近に始まったのです、これは人類の歴史から見て0.002%程でしか有りません。 当時の農耕は今のように広大な農地や作物が良く育つ立派な畑があったわけでもなく。採取の延長線上にあり、下草を刈り採取する植物を育てるなど、ほとんど採取と変わりはありませんでした。

つまり人類の食事は歴史から見てもこの狩猟・採取が基本となっているのです。

この時代に食されていたものは次のようなものになります。

  1. 肉(内臓、骨髄、脳などを含む)
  2. 魚介類
  3. 昆虫類
  4. 季節のきのこや野菜(根菜・穀物を除く)、花や果物

私たちの体に合うものは何か、間違った食生活をすることは健康になるどころか体を壊してしまいます。

食に関する疑問や、その他体に関する質問等ありましたら当院へご相談ください。

ご予約は047-460-9418までお気軽にどうぞ。