年を取ったら運動しても無駄は噓の理由

著者:南 尊一郎

年を取ったら運動しても無駄は噓の理由

「年です」その症状筋肉の低下によるものかも

基本筋肉の減少は骨格筋、特に体を支える抗重力筋で起こります。

中年以降体の姿勢の悪化しやすいのは抗重力筋の低下から起こるもので特に臀部の筋肉と足の大腿前部の筋肉群が落ちます、結果姿勢の悪化、歩行能力の低下、体を支えられず関節の変形、腰痛、座骨神経痛、ヘルニア、さらに筋肉が落ちることにより骨も弱まり簡単な刺激で骨折することも。 骨格筋ほどではありませんがその他の筋肉も減少し、平滑筋の減少による内臓機能の低下、血管や心筋を構成する筋肉の減少で高血圧や脳血管疾患・心筋梗塞などの血流の悪化や障害、肩こり、頭痛、耳鳴り、シビレ、全身の筋力低下による基礎代謝の低下、免疫系などの抵抗力の低下、これ以外にも年齢のせいにされている症状は多くあります。 例えば女性が気になる肌のトラブルや顔のシワなども皮膚のコラーゲン不足以上に皮膚を支える筋肉量の低下が大きく関わっています。

だからこそ筋肉の減少を抑えることができればあなたの症状は改善するかもしれません

「年寄りは運動しても無駄」は当てはまらない理由    

先ず知っていただきたいのは、年を取ったら筋力が落ちるは間違いであることです

筋肉の単位断面積当たりの筋力は年齢に関係なく一定の力を発揮します。これが示すのは20代であろうと80代であっても筋肉量が同じなら筋力は同じだということです。年を取ったから筋力が減った筋肉量が減っただけということです。

そして筋肉は自分の体に合ったトレーニングをすることで何歳であっても増やすことが可能です、筋肉がある程度付けば体の動きも良くなり、「老化」と言われている症状も改善します、当然運動量も増えることで筋力は更にアップします。筋肉が増えると「老化」減少が止まる以外にも動かすことにより産生されるAMPという細胞活性物資が体の若返りにも作用するのです。

「年を取った」そう思ったなら運動しましょう

早い人なら中高年で年を取ったと感じることがあると思います、これは30歳から筋力の低下が起きることと体を動かさないことによる脂肪の蓄積、いわゆる中年太りが影響していますが。見てきた患者様多くがこのことに気がついていませんでした。30代を過ぎて健康に過ごしたいなら運動を始めるべきです、しかし若いころを思い出してスポーツや体を動かすのはあまりおすすめしません。何故ならすでに筋肉量も筋肉の柔軟性も若いころと比べて落ちているからです、この状態で若いころと同じように運動するとけがなどのリスクが高いからです。特に筋力の低下とともに気力も回復能力も落ちているので一度のけがで筋肉量が一気に減ることがあります。

運動をしていない方が30代から運動をするのであれば、「軽く、楽で、簡単、いつでも何度でもできる」そんな運動が最も効果的です。この運動を続けることが老化を予防し、いつまでも歩ける体を作っていきます。

では中高年以降の60、70代以降の人は筋肉が付かないのか。いいえそんなことはありません。

「もう年だから運動しても無駄でしょ」「この年だから運動なんてしたくない」「体を動かすのが億劫で運動なんてしたくない」高齢の方に運動をしましょうと進めるとこのようなネガティブなことをおっしゃります。皆さん若いころの運動を想像していて初めから無理と決めつけてしまっている方が多いのですが、一人一人に合った運動をしていただくと多くの方が良くなります。

難しい運動は指導していません、60代以降の方に必要なのは自宅でできる簡単な運動で十分なのです。実際上記のようにおっしゃった患者様も半信半疑でしたがやっていただくと改善が見られます、ですがいつまでもやらないと筋肉はつかずに減少していきます。

重要なのは気が付いたら始めることです.

当院では一人一人にあったトレーニング方法やその他体に関する相談にものっています。

ご予約は047-460-9418までどうぞ。

 

著者について

南 尊一郎 administrator

慢性的な腰や肩の痛みや痺れの鍼治療専門家。祖母が脳血管疾患で半身麻痺になり、YNSA治療法で回復していく姿に感動し鍼治療家となることを決意する。創始者の山元先生主催の勉強会でお会いしたYNSA藤沢操体診療所の遠山先生に師事し指導を受ける。鍼による症状の改善だけでなく日常的にできる筋肉トレーニングの指導をしています。当院では体だけでなく、心のケアも大切であると考えており、カウンセリングを丁寧に行うよう心がけています。

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