人類が糖質を摂らなくてもよい理由

著者:南 尊一郎

人類が糖質を摂らなくてもよい理由

人には糖を摂らなくても自分の体の中で糖を作り出せる機能があります

糖新生とは

これは人間の体で起こる糖を作り出す機能で、グルカゴンの分泌をシグナルとして糖質以外から乳酸、ピルビン酸、アミノ酸、プロピオン酸、グリセロールなどからグルコースなどの糖を生産する機能です。

人は歴史的に見ても肉食の時代と飢餓の時代が長く続きました。結果糖新生の酵素活性が高く糖質以外から活動に必要な糖分を生産できるようになっています。

ちなみに草食動物には植物のセルロースを分解する共生生物(バクテリア)が各種アミノ酸や脂肪酸を生産することにより体に必要なたんぱく質や脂質を吸収しています。

しかし人間にはこの微生物はおらず、いくら植物や穀物を摂取してもタンパク質や脂質は作れません。

パンや米などの主食やイモ類、菓子類はでんぷん質がほとんどで体に必要な栄養はほとんど取れず、また根菜類にも糖類が多く含まれていますので極力摂取量を減らし体に必要なたんぱく質、脂質を多く摂取する食事に変えていきましょう。

砂糖は人工甘味料

白砂糖は食べ物ではありません。本来砂糖はサトウキビやテンサイから生成されますが本来の色は深い茶色をしています、ではなぜ白いのかと思いますと、それは多くの化学物質を用いるからです。

白砂糖にするにはまず石灰で不純物の濾過を行い苛性ソーダと硫酸を使います、これらは大変危険な薬物です。その後遠心分離機にかけ結晶と糖蜜に分離します、それを何度も繰り返すことにより白くしていきます。つまり白砂糖は精製度の高い人工甘味料に含まれることになります。

では三温糖はどうなの?と思われますがこれは精製過程のカラメル化したものを均一の色にするために着色したものになりますので白砂糖よりもなお体に悪いものです。

 

糖の危険性

糖は体内に取り込まれる際多くのミネラルが使われます、特に多いのがカルシウムとビタミンB1です。

これらが減ると様々な弊害が体に起こります。例えばカルシウムであれば骨粗しょう症などがあげられます。

その他血中の血糖値を上げることにより膵臓が刺激されインスリンが大量に分泌され、低血糖を起こしやすくなります、これは糖尿病の前触れです。またインスリンが多く分泌されることにより低血糖状態が続くとアドレナリンが分泌され興奮状態に陥ります、これにより集中力がなくなり短期やキレやすくなるなどの精神障害を誘発します。

他にも糖とアトピー、花粉症、鼻炎などのアレルギー症状や、虫歯、胃腸の食物吸収の阻害、動脈硬化、関節や筋肉の障害、癌の発生にも関わっているといわれています。

 

現在日本の食文化の中には加工食品、惣菜、お菓子、ジュース、白米、パン、イモなど多くの食べ物に糖類が含まれています。人間の体は水分を除く固形物質の内60%がタンパク質で30%が脂質、糖質はわずか5%ほどでしかありません。その糖も糖新生により体内で生成できるので人間に糖は必要ないのです。

体が不調を感じる、慢性的な症状が抜けない、うつやイライラなど精神障害がある、もしかしたら糖分を摂りすぎかもしれません一度断糖か低糖してみてはいかがでしょうか。

私たちの体に合うものは何か、間違った食生活をすることは健康になるどころか体を壊してしまいます。

食に関する疑問や、その他体に関する質問等ありましたら当院へご相談ください。

ご予約は047-460-9418までお気軽にどうぞ。

著者について

南 尊一郎 administrator

慢性的な腰や肩の痛みや痺れの鍼治療専門家。祖母が脳血管疾患で半身麻痺になり、YNSA治療法で回復していく姿に感動し鍼治療家となることを決意する。創始者の山元先生主催の勉強会でお会いしたYNSA藤沢操体診療所の遠山先生に師事し指導を受ける。鍼による症状の改善だけでなく日常的にできる筋肉トレーニングの指導をしています。当院では体だけでなく、心のケアも大切であると考えており、カウンセリングを丁寧に行うよう心がけています。

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